2008年度 プレ講座 講義案内
●「格差社会から見えるさまざまな人権」コース
〜 格差社会をさまざまな切り口から掘り下げる 〜
(講義日程・内容)
開催期間 : 2008年10月9日(木)〜2008年11月6日(木)
講義時間 : 19:00〜21:00(120分)
講義会場 : 大阪市立総合生涯学習センター
講義回数 : 5回
定 員 : 30人程度
(受講料)
4,000円(全講一括受講) 1,000円(個別受講、1講あたり)
*受講料は、一括受講の場合は初回に、個別の講座を受講される場合はその受講時に受付においてお支払いください。
(申込締切)
2008年10月6日(月) 必着
(主 催)
国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議
(カリキュラム)
講 |
開催日 |
講 義 名 |
講 師 名 |
第1講 |
10月9日(木) |
格差社会とジェンダー
貧困問題のかげに隠れつつある男女格差。でも、性差別は男性も含めた貧困化の大きな原因のひとつであり、性差別の解決なしに女性も含めた貧困の解決はありません。その現状と対抗の動きを報告します
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竹信 三恵子
(朝日新聞東京本社)
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第2講 |
10月16日(木) |
排除される若者たち
不利が不利を呼ぶかたちで困難な状況から脱することができない若者たち。社会的に不利な立場に置かれた若者を対象とした調査から、若者たちが直面する危機の広がり、社会的排除について解説します。
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西田 芳正
(大阪府立大学 人間社会学部 准教授)
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第3講 |
10月23日(木) |
現代の貧困と不平等の再生産
近年、「格差」問題のみならず、「貧困」問題が注目されつつあります。生活保護受給世帯など、経済的・社会的に不利を負った階層の家族の現実と不利の「再生産」過程について考察します。
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青木 紀
(北海道大学大学院 教育学研究科 教授)
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第4講 |
10月30日(木) |
格差社会ニッポンで働くということ
現代日本を耐えがたい格差社会化とさせている決定的な要因として労働者の雇用形態、労働そのもののありよう、労使関係の変化と現状について、多角的な角度からわかりやすく検証します。
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熊沢 誠
(甲南大学 名誉教授)
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第5講 |
11月6日(木) |
階級社会日本
日本は今や階級格差の超大国であり、階級格差は今もなお拡大し続けています。現代日本の格差の実態をとらえるために、分析概念としての「階級」という視点から、日本社会の現状と今後について考えます。
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橋本 健二
(武蔵大学 社会学部 教授)
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