国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議
トップへニュースへ調査研究へ組織概要へ会員募集へプレ講座へリンクへメールを送る
 

2013年度 プレ国際人権大学院大学講座後期 開講のお知らせ

どう変えていく? 障壁だらけの社会 「障害者差別解消法」で新しい時代を開く

長年にわたる障害者の運動の成果として、「障害者が生活しづらかったり、さまざまなところで参加を阻まれたりするのは、健常者中心の社会が障壁(バリア)を築いてきたからだ」という考え方が国際的に認められてきました。日本が批准を決めた「国連障害者権利条約」もその考え方(障害の社会モデル)に基づいています。2013年6月に成立した「障害者差別解消法」(正式名:障害を理由とした差別の解消の推進に関する法律)は、まさにその考え方に基づいて私たちの社会を変えていく強い道具です。

すべての事業所に対し障害を理由とした不当な差別的取り扱いの禁止と、合理的配慮の提供努力義務が課せられる障害者差別解消法の施行によって、社会は、そして私達一人ひとりの生活はどのように変化するのでしょうか? 現在の日本における障害者差別の現状を踏まえ、「障害」のとらえ方の変遷からその理念を学び、具体的課題に対してどのような取り組みが必要かを学びます。



主催

  国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議

開催期間・時間

2014年2月14日(金)〜3月13日(木)(全5回)
   19:00〜21:00
  
   内容    「障害者差別解消法」コース

コメンテーター:松波めぐみ(世界人権問題研究センター)*全回を通して参加
開催日 講義名 講師名

 

第1回 2月14日(金) 地域でともに暮らすために 
障害の有無が生活の『障害』とならない社会をめざして
玉木幸則
(障害者総合相談支援センターにしのみや
センター長、NHK『バリバラ〜障害者情報
バラエティー』レギュラー)
日常的な暮らしの中で、ともすると障害者は「これ
はこの人のためなんだから」「少しは我慢してくれな
いと」といった周囲の関わりによって権利侵害をされ
る場合があります。TVでおなじみの玉木さんから、
地域生活支援の現場で起きている具体的事例を挙げつ
つ、障害者差別の現状を学びます。
第2回 2月20日(木) 「私たちのことを、私たち抜きに決めないで!」 
〜障害者権利条約と障害の捉え方〜
崔栄繁
(障害者インターナショナル日本会議)
障害の「医療モデル」と「社会モデル」という言葉を
ご存じですか? かつて障害という現象は、障害のあ
る個人の問題だと考えられていましたが、現在では、
障害者が経験する社会的不利は社会環境によって作ら
れた問題だと考えられています。多くの障害者が自ら
声を挙げることによって生み出されたこの大きな価値
観の転換について、国連障害者権利条約の制定に至る
過程を軸に学びます。
第3回 2月27日(木) 障害者差別解消法にみる「障害者」の定義、「差別」概念の定義と整理
〜差別解消法を踏まえたケーススタディ〜
崔栄繁
(障害者インターナショナル日本会議)、
ファシリテーター:松波めぐみ
(世界人権問題研究センター)
障害者差別解消法の定める「障害者」とはどういうも
のでしょう? 多くの障害当事者へのヒアリングと議
論をもとに整理された、「差別」と「ハラスメント」
の区別、そして「不均等待遇」=直接差別と、「合理
的配慮」に関係するものの区分について、学びます。
また講義後半には、事前に参加者からお寄せいただい
た具体事例を取り上げ、何が差別にあたるのか、ケー
ススタディで考えます。
第4回 3月6日(木) だれもが安心して暮らせるまちづくりとは?
〜大分県の条例づくりの現場から〜
徳田靖之
(「だれもが安心して暮らせる大分県条例」
をつくる会 代表兼事務局長、弁護士)
障害のある人もない人も共に安心して暮らせる地域づ
くり 大分県条例制定の現場から 法施行後は、各自
治体で具体的な体制づくりが求められています。
2014年度施行予定の大分県条例づくりに関わる徳
田さんより、具体的にどんな事例が挙げられ、どのよ
うな議論がされたか、お話を伺います。
第5回 3月13日(木) 地域社会に求められる環境整備を考える
〜情報保障とはなにか?〜
永井哲
(Deaf企画、『マンガの中の障害者たち』著者)
2013年10月「鳥取県手話言語条例」が成立しました。
2011年に改正された障害者基本法でも言語として位置
づけられている手話。障害者とともに日常生活を送る
中で、手話通訳、要約筆記、点字資料への対応など、
情報保障としてどのような環境整備が必要なのか、学
びます。

募集対象

テーマに関心のある人
※申込方法は、下記の(お申し込み)をご覧ください。

実施会場

★第1回:HRCビル<AIAIおおさか>5階ホール(大阪市港区波除4-1-37 TEL06-6581-8691)
会場案内図:HRCビル

★第2回〜第5回:大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室(大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階 TEL06-6345-5004)
会場案内図:大阪市立総合生涯学習センターホームページ


定員

50人程度

受講料

(1)全5講座一括受講 4,000円  (2)各個別講座受講 1,000円
*チラシ裏面の申込み方法に従って、事前にお申し込み下さい。申込締切2014年2月10日(月)必着
*手話通訳、要約筆記等の必要な方は、お申し込み時にお知らせください。 *介護者は無料

申込方法

必要事項をご記入の上、下記のいずれかの要領でお申し込みください。
(必要事項)・氏名、連絡先住所・電話(FAX)番号、メールアドレス、受講動機、全回一括受講もしくは各回個別受講のどちらか(個別の場合は何回目を受講希望か明記ください。)
*ただし、各講座について、申し込み多数の場合、先着順で一括受講申込者を優先させていただきますので、個別の受講はお断りさせていただく場合がございます。ご了承ください。(定員 50人程度)
*受講料は、一括受講の場合は初回に、個別の講座を受講される場合はその受講時に受付においてお支払いください。
<申込み先>
○大阪市立総合生涯学習センター
必要事項を記入し、FAXにてお申込みください。 FAX 06−6345−5019
○国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議 事務局
必要事項を明記し、Eメールまたはハガキにてお申込みください。
E-mail ihri2013@yahoo.co.jp
ハガキ送付先 〒552−0001 大阪市港区波除4−1−37HRCビル9F TEL06-6581-8693

チラシをダウンロードする(おもて)

チラシをダウンロードする(うら)
(必要事項)
  ・住所
  ・氏名
  ・電話番号
  ・FAX番号
  ・メールアドレス
  ・受講希望コース
 

・受講動機

 

・全講一括受講もしくは各講個別受講のどちらか
(個別の場合は何講目を受講希望か明記ください。)

(申し込み方法)
1)FAXの場合
 

大阪市立総合生涯学習センターまでお送りください。
FAX番号 06-6345-5019 (お間違えの無いように、ご注意ください)

2)E-mailの場合
 

メールアドレス ihri2013@yahoo.co.jp

3)はがきの場合
  送り先
 

〒552−0001  大阪市港区波除 4−1−37 HRCビル 9F
国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議 事務局

(締め切り)
  2014年2月10日(月曜日)必着


* 申込多数の場合、お断りさせていただく場合がございます。ご了承ください。

お問い合わせ

国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議 事務局
TEL:06-6581-8693 FAX:06-6581-8842

 

トップ | ニュース | 調査研究 | 組織概要 | 会員募集 | プレ講座 | リンク


(C) 国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議