国際人権大学院大学(夜間)の実現をめざす大阪府民会議
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1.プロローグ
2.「人権プログラム」とは
3.調査・研究の目的及び方法
4.「人権プログラム」開設状況
5.アジア・太平洋地域の「人権プログラム」
6.その特徴と意義
7.インターナショナル・プログラムの課題

【3 調査・研究の目的及び方法】

  さて、ダイレクトリー作成にあたって、調査方法をお話します。世界の「人権プログラム」をすべて網羅的に把握することは不可能だと思いますが、かなりの程度、幅広くこうした情報をカバーしたデーターベースがすでに存在しています。UNESCO、ミネソタ大学のライブラリーなどはその1つです。私たちが使ったのは「ヒューマンライツ・ツールズ」という、スイスの民法に基づいて設置され、外的な助成金を得ずに人権情報を発信するNPOのデータベースでした。これをもとに、インターネットで基本情報を収集しました。ただし、中には、マヒドン大学(タイ)やカーティン工科大学(豪)、台湾師範大学など、実際に訪問する機会があった場所もありましたので、独自に付け足した情報もあります。

 なお、こうした調査研究は、「人権そのもの」を調査対象にするのではない、「メタ」研究です。人権について実証的な調査ではないので、具体的課題を研究するときのような、ときめきは少ないのですが、私ももう40半ばになりまして中堅となると、自分の研究だけではなく大学の中の人権教育・研究の今後を考えなければならない年齢になったと思ってます。なお昨年は、国際人権大学院大学に支援していただきダイレクトリーを作成しましたが、今年は学際的なチームを組んで現地調査をしています。アジア・太平洋地域については、独自に予算を確保し、英米については、引き続き国際人権大学院大学のほうに、ご支援をいただいています。

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